ビタミンCの含有量は果物の中でもダントツのイチゴ。1日に5～6粒も食べれば成人に必要とされるビタミンCを摂取できるそうです。ビタミンCだけではなく葉酸をたくさん含んでいるので、妊娠初期の女性にはとくにおすすめです。また、イチゴの甘味は虫歯を予防するというキシリトールという成分からできていて、独特の甘酸っぱさがたくさんの人に愛されています。そんなイチゴを使った酵素ドリンクを手作りしてみませんか♪では、さっそく作り方をご紹介します！イチゴは大粒でも小粒でもかまいません。安く入手できるジャム用のものでも十分です。できれば無農薬のものが安心できますが、入手できなかった場合は重曹水に約10分浸しておけば農薬を除去することができるようです。250mlの水につき重曹大さじ1程度の濃度にしましょう。ただし、重曹水からひきあげた後は十二分に水洗いします。重曹は口に入っても危険ではありませんが、酵素ドリンクが苦くなってしまうのを防ぐためです。洗い終わったイチゴはヘタととってざく切りにしておきます。イチゴと同量の砂糖を用意し、煮沸消毒した瓶の中に、砂糖、イチゴ、砂糖、イチゴ、砂糖……の順番で4層ぐらいに重ねます。最後は砂糖で蓋をして、キッチンペーパーやさらしを乗せ、蓋をふんわりかぶせます。発酵には酸素が必要なことと、発酵が進んで発生する二酸化炭素によって瓶が爆発することを防ぐためです。直射日光のあたらない涼しい場所に保管して、約半日たつと砂糖が溶けて水があがってきます。ここではじめて、きれいな素手でかき混ぜます。目安としては50回程度、瓶の中に新鮮な空気を送るようにかきまぜましょう。その後も1日に2回、各50回程度かきまぜます。そうして、瓶全体から気泡があがり、イチゴが浮かぶようになったら発酵終了です。必ずキッチンペーパー、ザル、ガーゼ、さらしなどで濾して、煮沸消毒してあった瓶に移します。常温に置いたままだと過発酵になってしまうので、必ず冷蔵庫で保管しましょう。冷蔵庫で発酵を続けるので、蓋は軽くしめる程度で様子を見守りましょう。残ったイチゴのカスはジャムにしたり、パウンドケーキに入れて焼いたり、ヨーグルトに入れることもできるので、思い思いに楽しんでみましょう。
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