目の健康に良いとされるブルーベリー。有効成分とされいるアントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用にすぐれ老化防止にも効果があるといわれています。ビタミンEも果物のなかでトップクラスを誇る含有量ですが、これらの恩恵にあずかるには、ぜひ酵素ドリンクで摂取するようにしたいところです。ブルーベリーの酵素ドリンクはどのように作れば良いのでしょうか。それでは、レシピのご紹介をしていきましょう。粒のサイズは大きめでも小さめでもかまいませんが、濃い紫の皮がつやつやと輝いているようなものにしましょう。できれば無農薬のものを選択したいところです。まず最初に汚れをしっかりと洗い落とします。無農薬のものが入手できなかった場合は、重曹水に10分程度浸せばほとんどの農薬を除去することができます。重曹水から取り出した後は、必ずよく洗うようにしましょう。洗い終わったブルーベリーは一粒ずつ半分に切っていきます。少し大変ですが、美味しい酵素ドリンクを作るためにはここが一番のポイントになります。そのまま使ってしまっても良いですが、半分に切って使用した方がよりまろやかな味わいになります。ブルーベリーの準備が終わったら、同量の砂糖を用意します。煮沸消毒した瓶の底に砂糖を敷き、ブルーベリー、砂糖、ブルベリー、砂糖……と、交互に入れていきます。最後に砂糖で蓋をしたら、きっちりと瓶の蓋をしてはいけません。酵素が発酵反応を起こすのに必ず酸素が必要だからです。また、しっかり蓋をしてしまうと、発酵ガスで瓶が破裂する可能性もあり大変危険です。キッチンペーパーをかぶせた上から、そっと蓋を乗せる程度にしておきます。そのまま、直射日光が当たらない涼しい場所で保管します。半日ほどたって砂糖が溶けてきたら、流水で洗った手でよくかき混ぜます。空気を取り込むように50回ほど混ぜます。翌日からは1日に2回の頻度で、それぞれ50回ずつ混ぜます。数日たって、泡が出てくるようになったら発酵開始のサインです。材料が浮いて、シュワシュワとした泡が立つようになったら完成です。ガーゼなどで濾してできあがりです。できあがった酵素ドリンクを煮沸消毒した瓶に移したら、冷蔵庫に移します。冷蔵庫のなかでもゆるやかに発酵が進んでいるので、瓶の蓋はゆるめにしておきましょう。残りカスはジャムにしても良いですし、そのままヨーグルトのトッピングにするのもおすすめです。捨ててしまわずに残りカスも活用するようにしましょう。
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